こんにちは!プリセールスのKです。先日、日本オラクルで開催されたOracle Application Partner会へ参加いたしました。当日の講演の様子をご紹介します。
Oracle Application Partner会とは
Oracle Application Partner会とは、オラクルアプリケーションビジネスを推進するOracle PartnerNetwork (OPN)パートナーに向けて、日本オラクル株式会社が開催するイベントです。2024年11月7日に開催された本イベントでは130名以上が来場し、過去最大規模の盛り上がりでした。
ADX Consultingからは弊社執行役員の金本が2024 Oracle Partner Awards 受賞パートナーとして講演とパネルディスカッションを行いました。
Oracleのシフトチェンジとアプリケーション戦略
日本オラクルではAI技術や最先端のOracle Cloud Infrastructure(OCI)を活用したソリューション提供など、アプリケーション戦略のシフトチェンジを進めています。 OCIによって重要な業務システムをクラウドに移すことが簡単になり、企業の持続可能な成長を促進します。
また、パートナー企業との連携を強化し、各社のビジネスプランの策定支援や営業ツールの提供を通じて、Oracle SaaSの導入を推進するお話もありました。
Award受賞パートナー様によるご講演
日本オラクルが進めるアプリケーション戦略と、クラウド・AI技術の革新により、パートナー企業の取り組みにも好ましい影響がありました。
例えばTIS社はオラクルの「Full-Stack」ビジネスモデルを活かした独自のサービス展開で、デジタル決済プラットフォームなどの高性能化・コスト削減を実現しています。
パートナーと進めるSaaSビジネス
日本オラクルは、パートナー企業と共にSaaSビジネスを推進しています。これは、Oracle Fusion Applicationsの専門知識を広く展開し、パートナーのビジネス拡大を支援する戦略の一環です。特に、第2ステージでは「パートナー主導モデル」への急速な転換を進めており、パートナーとwin-winの関係で市場を広げることを目指しています。
この取り組みの一環として、デリバリー体制の拡充、受注件数の増加Oracleは多くの支援策を提供しており、パートナーが成功するための具体的な方法を示しました。
さらに、新たな認定試験の提供など、パートナーがスキルアップできる機会も提供することで、パートナー企業はOracleの最新のクラウドアプリケーションを効果的に利用し、顧客に対してより良いサービスを提供可能となります。
オラクルのSaaS製品戦略
日本オラクルのSaaS戦略として、DXを加速させるためのアプローチを提供しています。この戦略では、Oracle Fusion Applicationsを中心にAIを駆使して顧客の業務効率とイノベーションを支援しています。
具体的には、ERP、人材管理、サプライチェーン管理などの各分野で、分析機能を提供し、企業が市場の変化に迅速に対応することが出来るようになりました。
最新のERP/EPM製品情報
今回のERP/EPM製品最新情報では、AI技術の活用がメインテーマでした。生成AIを活用した新しいアプローチがERPとEPMソリューション全体に導入され、企業の運用効率の大幅な向上を目指しています。文書の自動入出力など、複数の業務工程でAIのサポートを得ることで、企業はより迅速・正確に業務を行えるようになります。
最後に
Oracle Application Partner会のレポートはいかがでしたでしょうか。個人的に、今回はAIに着目した内容が多い印象を受けました。AIを活用した新機能により、日常業務をより効率的に、正確に行えるようになる点には個人的にもポジティブに思います。私たちも新しい機能を理解して、顧客へわかりやすく説明することが重要だと考えました。