【初学者向け】Oracle EPMの基礎①Oracle EPMって何?

こんにちは!ADXCのERP/EPM事業部 プリセールスKです。
Oracle EPMの基礎の基礎』ということで、今回は『Oracle EPMの概要』をご紹介します。基礎の基礎からともに学んでまいりましょう!

以前ご紹介したOracle Fusion Cloud ERPのコラムはこちらです。

OracleEPMの基本機能とは?

EPM(Enterprise Performance Management)とは、企業の目標達成をサポートする“経営のナビゲーションシステム”です。

例えば『売り上げを100億円にする』目標を実現するには

・どの部門がいくら売り上げを上げるか

・どのくらいコストがかかるか

・現時点の進捗はどうか

・想定外の環境変化にどう備えるか

などを『見える化』して、計画・管理・改善する必要があります。
これを支えるのがEPMです。

現場で起こりがちなこと

EPMがないと、このようなことが起こりがちです。

・部門ごとにエクセルファイルで管理しているので整合性をとるだけで一苦労。

・予算を作り終えた頃には前提の経済状況が変わっている。

これではスピードが求められる今の経営環境では対応できなくなってしまいます。

OracleEPMが出来ること

OracleEPMを導入すると、次のようなメリットがあります。

・計画策定をスピーディーかつ柔軟にできる

・業績管理を正確かつタイムリーにできる

・ガバナンスの強化と内部統制

OracleEPMの特長

Oracle Cloud EPMには次の特徴があります。

業務領域ごとにモジュールが分かれている

予算策定(Planning)、連結決算(FCC)、原価分析(PCM)、マスターデータ管理(EDM) など、業務に合わせたモジュールだけを導入出来ます。

クラウドなのですぐに使える

サーバーは不要、かつバージョンアップも自動です。最新データをどこからでも共有できてセキュリティ対策も高水準です。

実際の業務での使われ方(製造業の例)

・日々変動する原材料のコストを財務計画に反映

・生産プロセスのボトルネックを特定して改善

・環境規制対応の報告書も自動作成

など、スピーディーでで的確な意思決定をサポートします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はOracleEPMの概要をざっくりとご紹介いたしました。OracleEPMを使うことで情報が一元管理され運営効率や透明性が高まります。結果として早く正確な意思決定が可能となりますので企業の成果に貢献する仕組みを作ることができます。

次回はOracleEPMの役割をもう少し深堀してご紹介しますので、ぜひご期待ください。

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