年の瀬も迫り、今年も残りわずかとなりました。
本年も格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。
今回のコラムとして2023年最後ということで2023年を振り返ってADXニュースをお届けさせていただきます。
1.Madis(マディス)!2023 Oracle Partner Award Apps/SaaS受賞!!
まず始めのニュースはやはりこれでしょう!!Oracle社のJapan Winnersとして、2023 Oracle Partner Award Apps/SaaSのイノベーション部門にて受賞しました。
2023 Oracle Japan Partner Award | Oracle 日本
https://www.oracle.com/jp/partner/awards/
弊社がこれまでERPプロジェクト(年商300~1,000億のエンタープライズ)をプライムとして獲得してきました。もちろん数年かかるERP導入プロジェクトを行ってきたことは簡単ではありませんでした。しかし、その経験とクラウド事業を牽引してきた知見と技術力を合わせることでMadisという素晴らしい仕組みを生み出すことができ、実際のプロジェクトで大きな成果に結びつけることができました。
Oracle Cloud ERPのセットアップを正確かつ効率的に行うことが、ERP導入プロジェクトの成功に大きくつながり、これまで多くのベンダーが課題としていた設定ミスや工数の削減を実現し、よりコンサルティングの質を高めることができるようになります。
ちなみに、Madisを弊社が使うだけでなくERPでよくあるグループ企業内での順次適用で弊社ではなくお客様がMadisを利用して移行をするという活用もあり、今後ますます期待が高まってます!!
2.ERP事業特設サイト公開!!
2つ目のニュースはデジタルマーケティングのコンサルタントも在籍する弊社だからこそ、ということでERP事業特設サイトを作成しました。ここには私含めたメンバーの想いを含めています。トップに表示されている「Bon voyage」、旅立つ者に対して言うフランス語の「よい旅を!」という意味です。
「Bon voyage」の下に続けて、
人が旅をするのは到着するためではなく、旅をするためである。
そしてその旅は、真正な知識の偉大な泉だ。
私たちADX ERP Consultingチームは、常に航海する旅人であるためにチャレンジを続けます。
上記は、私がこのサイトを作るとき(ERP/EPM事業を推進すると決断したとき)に以下の想いを込めました。
ERPを導入することは長い航海と同じです。その長い航海を迷わないためにも、行き先を示す羅針盤が重要となります。ADX Consultingはその羅針盤となり、航海するお客様の行き先を示します。そして、その旅で得る経験は素晴らしいナレッジであり、そのナレッジを次に活かし『安全な航海をお客様と共に』するためにも、弊社は常に航海をする旅人として新しいチャレンジを続ける。
上記の想いで、今後も事業を推進していきますので、よろしくお願いします!!ちなみに、「1.Madis(マディス)!2023 Oracle Partner Award Apps/SaaS受賞!」もですし、後述する「3.OCIを徹底活用!ADXが展開するERPを強化するサービス群第一弾」も弊社の新しいチャレンジの一つです!!
また、コラムも行っております。今年は私の執筆した「Oracle CloudWorld 世界最速?の現地レポート」もかなりのPVとなりました!おかげさまで、いろんなイベントでお会いしたことがない方からX(旧Twitter)やLinkedInを見てますというお話も多々あるので、こんな私に興味を持っていただいて嬉しい限りです!!!
https://erp.adxc.co.jp/column/
Oracle製品や技術紹介、またフルリモートで働く弊社メンバーの生態やワーケーションの体験談などさまざまな情報をみなさまにお届けしていきますので、今後もお楽しみください!!
3.OCIを徹底活用!ADXが展開するERPを強化するサービス群第一弾
ERPは様々な市場で活用されます。その中でも製造業は特にERPとして大きな市場となります。ものづくり大国と称されるほど、日本において製造業は重要な基幹産業のため、ERPでは会計から生産管理・購買・発注など様々な機能を有しています。もちろんグローバルを目指す企業が多い中での海外展開も可能とする機能も必須です。
その場合、弊社が展開するOracle ERPは世界の市場としても大きな領域を占めています。
しかし、もちろんそんなOracle ERPにも「もっとこうできればよいのに」という部分はあります。その点を強化することができる強い味方がOracleにはあります。
それがOracle Cloud Infrastructure(OCI)、オラクル社が提供するクラウドです!!そのクラウド上のサービスにAPEX(エーペックス)というローコードで開発できる仕組みがあります。
APEXについては以下弊社コラムを参照ください。
Oracle APEXとは?できることや開発方法を解説!
SCM領域へのタスク手配
上記の仕組みと弊社の業務知見や経験で開発したのが、『SCM領域へのタスク手配』です!!
以下、開発を行った背景です。
この課題を弊社知見・技術とOCIにより、受注生産においての案件管理にて、プロジェクト単位でのタスク管理および依頼先のトランザクションの自動生成と紐づき処理を一連の流れで行えるようになるのです!!
概念イメージは以下の感じです。
実際の画面(一部)は以下の通りとなります。なんとプロジェクトのガントチャートも表示できます!!
OCIとERPが合わさることで、今後の変化にも対応できると確信
クラウドはとても素晴らしい技術です。そのクラウドの上でSaaSとしてのERPやPaaSとしての仕組みをもつOracleサービスは革新的なサービスと私は確信しています。Oracle ERPの強みとして私は以下と考えています。
SaaS + PaaSのハイブリッドクラウドとして、以下のベストプラクティスを実現できる唯一の仕組み
この考え方があるからこそ、弊社はOracle社と一緒に『標準機能を最大限活用し、企業の独自領域(強み)を活かせるFit to Standard』を提供できると捉えています。人が何世代にもわたって育ててきた技術があるからこそ、「今までのできない」を「未来のできる」に変えていくことができます。だからこそ、もっともっと技術と業務知見を融合させていくことが重要と私は考えます。
2023年、みなさまのおかげで!ありがとうございました!!
2021年11月にSalesforce事業を自身で立ち上げ、その後今年の7月にERP/EPM事業の責任者のバトンを前任の社長から受け継ぎました。ADX Consulting入社前は官公庁案件で国家プロジェクトを行い、ADXで初めて民需系のSalesforce事業を立ち上げ、そこから2年経たずでERPをやるという驚きのスピード感です。また、これだけの経験ができることに感謝をしつつ、執行役員も拝命し更に大きな役割と責任の下で自身も成長させながら、ADX Consultingや社員のために頑張らねばと思う所存です。
また、少しずつ事業として進めてきているのも、日々頑張っている社員や弊社を応援していただいているお客様やOracle社をはじめ様々なパートナーのみなさまのおかげです!!
来年もこのご縁を大事にしながら弊社メンバー一同、Oracle ERP/EPM事業含めて様々な取り組みを行ってまいります!今後ともADX Consultingをよろしくお願いいたします!!!
※ちなみにですが、来年にはERP事業でさらに新しい取り組みを準備していますので、ぜひお楽しみください!!!