Oracle Fusion Cloud ERPの進化を支える「Madis」:お客様からの評価と業務効率化の可能性

私たちADX Consulting ERP事業部は、Oracle ERP Cloudの専門家として、お客様の事業環境や業務の変化に常に寄り添い、期待を超える成果を出すことを使命としています。
今回は、私たちが開発した「Madis」について、お客様からいただいた評価と、その業務効率化の可能性についてご紹介します。

Madisとは?


Madisは、Oracle Fusion Cloud Applicationsの設定業務を効率化するために開発されたツールです。
ERP(Enterprise Resource Planning)は、企業の資源や情報を一元管理し、有効活用するためのシステムです。Oracle Fusion Cloud Applicationsは多機能なERPですが、設定の複雑さが課題となります。Madisは、設定業務を自動化することで、導入期間の短縮やコスト削減に貢献します。

基盤となるシステム

Oracle Fusion Cloud ERPを基盤とし、クラウド上で利用可能です。

対象となるお客様

主に大企業やそのグループ会社で、Oracle Fusion Cloud ERPの導入中または導入を検討している企業様。

期待できる成果

Excel形式の画面で簡単に設定可能
設定時間の大幅な短縮

Madisは、単なるシステム導入ではなく、お客様の「仕事の質の向上」を目指しています。Oracle Fusion Cloud ERPを効率的に管理し、企業の資源を最大限に活用するためのツールとして開発されました。

Madisで効率化できること


通常、Oracle Fusion Cloud Applicationsの設定は、専門的な知識を持つコンサルタントが手作業で行うため、時間とコストがかかります。Madisは、設定内容を定義したCSVファイルを読み込むことで、自動的に設定を行います。これにより、手作業による設定に比べて、大幅な時間短縮とコスト削減が期待できます。

Madisが効率化する業務

初期設定:システム全体の基本設定や、各種マスターデータの設定を効率化します。
追加設定:新たな機能の追加や、既存機能の変更に伴う設定を効率化します。
テスト環境構築:本番環境と同様のテスト環境を、短時間で構築できます。

Madis導入のメリット

導入期間の短縮:設定作業を自動化することで、導入期間を短縮できます。
導入コストの削減:設定作業にかかる人件費を削減できます。
設定ミスの削減:手作業による設定ミスを防止し、設定品質を向上させます。
担当者のスキルに依存しない設定:熟練した担当者でなくても、一定の品質で設定が可能です。

お客様からの評価:A社様での検証結果

Madisの導入を検討されているA社様から、実際の検証データをいただきました。検証では、Madisを使用した際のセットアップ工数削減効果を測定しました。

検証内容

・セットアップ定義書の作成
・Madis一括インポートファイルの作成
・検証スケジュールに沿った実施
・セットアップ精度の確認

検証結果

検証担当者様から、他ツールと比較して高い評価をいただきました。

良かった点

・基本操作がCSVファイルの作成・取込・更新のみで手順が簡単
・インポート画面にてExcel形式で入力・修正・取込ができ、直観的な操作が可能
・ヘッダー、エラーログなど日本語のため読み取りやすい
・他ツールと比較してもインポート実施時間がかなり短い
・実施手順も少ないため、効率化に期待ができる
・サポートが日本語のためやりとりがスムーズである

まとめ

A社様からの評価を通じて、Madisの有効性を改めて確認することができました。同時に、改善点も見つかり、今後の開発に活かしていきたいと考えています。

Madisは、お客様の業務効率化を強力にサポートするツールです。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
Madisの詳細はこちら:https://erp.adxc.co.jp/service/madis/

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